流星社編集部「そのまま!」日記

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競馬の祭典は華やかに 2006年5月29日午後3時25分

ダービーのパドックは華やかです。馬主さんとその家族の格好は素敵だし、厩舎関係者の方々も正装で馬を引いているし、あの方の帽子はバランスを取るのが大変そうだし(笑)、関西の某厩舎の厩務員さんが日本ハムの小笠原選手に激似だし……、それは関係ないですね(汗)。朝は天気が悪かったですけど、ダービー本番ではお天道様が綺麗に輝いていましたから、パドックで歩いている馬も、パドックで談笑している人たちも気持ちよさそうで、見ていて本当に羨ましかったです。僕もいつかあの場所に……なーんて思っているんですけどね、どなたか連れて行ってくれませんかねぇ(笑)。(がー)

ダービー恒例の大行列! 2006年5月29日午後3時25分

僕が東京競馬場正門前1階に到着したのは朝の5時半。屋根つきのポジションは楽に取れると思っていたのですが、思っていた以上の人手で、すでに屋根がないところまで行列が!  仲間と交代して前のポジションは確保していたのですが、昨年は例外としても、ここ数年では一番行列が長かったように思いました。あいにくのお天気だったのにあれだけの人が朝早く競馬場に来てくれるのは、競馬ファンとして嬉しい限り。場内の場所取りも、その方が楽しいですしね。ただ、一般の人にはやはり珍しい光景のようで、ダービーのイベントに参加するチアリーダー達でしょうか、「なんなんだこの人たち?」ってな感じの冷たい視線を浴びせて横を通過して行きました。だってダービーなんですもん。そりゃあ並びますよ、だって競馬の祭典ですもの。かるーく傷心……(涙)。

Kダービー馬、Barbaroが重傷! 2006年5月22日午後6時25分

今年のケンタッキダービーを圧勝し、3冠制覇の期待を集めていたBarbaroが挑んだ米国3冠レースの第2戦、プリークネスS。Barbaroは圧倒的な一番人気でスタートを切りましたが、なんと直後に右後脚の故障を発生し競走中止。現役としての復帰はおろか、生命に関わるほどの大怪我を負ってしまいました。レース後の手術は成功しましたが、それでも可能性は「コイントス」のままだそうで、つまり五分五分。想像を絶する激痛に襲われているにもかかわらず、暴れることなくおとなしく関係者に従う彼の姿に、目頭が熱くなってしまいました。なんとか回復に向かい、子孫を残せるようになることを心から祈っております。がんばれBarbaro!(激流)

カワカミプリンセス 無傷で樫の女王に! 2006年5月21日午後4時31分

本日のオークス(3歳牝、GI・芝2400m)は、本田優騎手騎乗の3番人気カワカミプリンセス(牝3・栗東・西浦厩舎)が直線の坂を登り切ったあたりで(根性で)抜け出して、勝利! デビュー以来4連勝!! 無傷でのオークス制覇は1957年のミスオンワード以来49年ぶりの偉業達成です。がんばり屋の孝行娘が、惜しいところでクラシックに縁のなかった父キングヘイローの悲願をかなえたということになりますね。3/4馬身差の2着は外から追い込んできたフサイチパンドラ、クビ差の3着にはアサヒライジングが粘りこみました。カワカミプリンセスは、ある意味、パンチのある馬名なので、デビュー戦からチェックして追っかけていましたが、正直、オークス馬まで登り詰めるとは……(つまり、きょうは馬券をハズしている)。馬を見る目がないってことですか、そうですか。オーナーブリーダーの三石川上牧場さん、おめでとうございます。ここを読んでいるハズの○○さん、驚いているだろーなー。(サナダ)

多忙、ふう 2006年5月18日午後8時19分

多忙。ふう。全員。ふう。(サナダ)

バルク、やった! シンガポールで国際GI勝利! 2006年5月15日午前0時58分

コスモバルク(牡5・道営・田部厩舎)が、悲願のGI制覇ですよ。シンガポール航空国際C(国際GI・シンガポール・クランジ競馬場・芝2000m・13頭立て)が日本時間の14日に行われ、2番手に付けたコスモバルク、例によって道中カカリ気味になりましたが、五十嵐冬樹騎手が上手になだめ、直線でスパッときれいに抜け出してゴール! 大外から追い込んだKing and Kingに1馬身4分の3差をつけて優勝しました。勝ちタイムは2分06秒56。「4角での手応えは十分。直線半ばで先頭に立ったときは、何とか辛抱してくれと思いました。もう頭の中は真っ白。最高です!」と殊勲の五十嵐騎手。田部師は「力のあるところを証明できて良かった。1角手前でかかった時はアッと思いましたが、向正面で落ち着いて、4角を回るまでためることができたのが勝利につながったと思います。最後はゴールまでの長い直線が余計に長く感じました。よく走ってくれました」と感極まった様子。シンガポールに渡航した後、ずっと調子が良いという話は聞いていましたが、ついにやってくれました。地方競馬所属馬の海外GI勝利は初めての快挙です。(超ジェッター)

『サラブレッド99頭の死に方』、ラスト20部を切りました 2006年5月14日午後6時49分

会社のなかにヤマのように積まれていた『POGの大穴 2006-2007』、すごい勢いでなくなりつつあります。ありがとうございます。送料がお得になるせいか、同書といっしょに弊社の既刊書をお求めになられるお客様が少なくないのですが、『サラブレッド99頭の死に方』、油断していたら、最後の最後の在庫が、20冊を切っていました。編集部にも何冊か残しておかなければいけないので、お売りできるのは、あと少し。この記事の右側に並んでいる同書のカバー写真が消えたら、打ち止めです。申し訳ありません。(超ジェッター)

ダンスインザムード、北村宏騎手、おめでとうございます! 2006年5月14日午後6時49分

ダンスインザムード(牝6・美浦・藤澤和厩舎)、快勝でしたね、ヴィクトリアマイル。初めて施行されるレースでの勝利、永遠にその名が刻まれることになりました。初めてと言えば、鞍上の北村宏騎手、おめでとうございました。最内を突き抜ける好騎乗、さすがです。北村宏騎手が競馬学校を卒業した年、美浦の関係者に「今年の新人のなかでは誰?」と聞いたら、速攻で「藤澤さんとこのキタムラ」という答えが返ってきたのを思い出しました。あれから8年も経つのか。編集部では、某若手がダンスの単勝にどんと突っ込んでいるのを聞いているので、明日たかられるのは必至の状態。某若手は暗く沈んでおります。(超ジェッター)

ヴィクトリアマイルには困ったぜ 2006年5月14日午前8時47分

記念すべき第1回のヴィクトリアマイルの開催日がやってきたわけですが、実は、このレースについて語ったり、記事を書いたりするときに困っております。馬券の方は(どこかの予想で聞いたのですが)まるでラインクラフトのために新設されたGIのようなものですから、案外チョロいのではないかと思っていますが(甘い?)、問題はレースの名称なのです。長い。しかもどう略せばいいのでしょう。サツキ、ハルテン、アキテン、ヤスダ、アリマ、キクはむろん、エリザベス女王杯をエリジョ、高松宮記念をミヤハイ(昔の高松宮杯の名残ですね)などと、レース名をかなり強引に略して呼ぶのが競馬業界の習慣なのですけど、うーん、ヴィクトリアマイル、どうする? なのであります。ヴィクマイ? まさか。大坪さんを困らせるために名称変更したとしか思われない朝日杯フューチュリティー・ステークスや阪神ジュベナイル・フィリーズは、いまだにアサヒハイ、ハンシンニサイと呼ばれる方が多いのですが、新設GIなので、そうもいかないし。となると、ジャバンカップが、いつのまにかジェイシー(JC)になったように、ヴイエム(VM)が本命か? こんなことを予想していても1円にもなりません。ヴィクトリアマイルには、マイルぜ。(サナダ)

本日弊社に1,890円振込まれたN様! 2006年5月11日午後6時5分

お名前を掲載するわけにいかないのですが、弊社のりそな銀行の口座に1,890円お振込いただいたHN(銀行の名義のお名前)様、弊社のオーダーフォームへの御入力はお済みでしょうか? この金額でご注文なさっている方でHNというお名前の方がいらっしゃらないので、困っております。もしも違うお名前で注文なさっているようでしたら、大至急メールかお電話でご連絡ください。注文時のお名前と書籍のタイトルが解れば、あとの情報は解りますので。オーダーフォームに入力する前に先行してお振込なさったのであれば、すぐにオーダーフォームに御入力ください。お待ちしております。(ひ)

黒本の発売日、締切日、発送日について 2006年5月9日午後9時58分

毎日順調に『POGの大穴2006-2007』のご予約が増えています。ありがとうございます。発売日13日の前日、当サイトのオーダーフォームで御注文を頂戴した皆様への発送がスタートしますが、代引でご注文の方は、5月12日の16時までのご注文が12日発送分の締切り時間です。また、銀行振込の方は、12日の15時までにご入金が確認できた方までが当日発送となりますのでご注意ください。なかには、先に代金を振込んでからオーダーフォームに入力するという裏ワザを使う方もいらっしゃいましたが、その際はくれぐれも振込みする方の名義と、サイトでのご注文のお名前が一致していることをご確認ください。また、時間指定をされる場合、お届け先ご住所によって、指定可能な日時が異なりますので、弊社から確認のメールを差し上げる場合があります。弊社からの確認メールに対し、お客様からの返信メールがないとご送付できない場合も稀にありますので、ご注文はくれぐれもお早めに。また大変申し訳ありませんが、遠隔地については、5月13日14時以前の時間指定をお受けできないケースもあります。どうかご容赦を。毎年のように「すでに店頭に並んでいる本屋さんを教えてください」というお問い合わせがありますが、残念ながら黒本は雑誌ではなく、書籍扱いなので、出版社は正確なところが判らないのです。取次様(本の問屋さん)に黒本を搬入するのが、5月12日。どういう裏ワザをお使いになるのか、12日のうちに黒本を店頭に並べてくださる書店様もあれば、翌週になるお店もあります。その平均を推察し、5月13日を「発売日」としている次第です。それから競馬場ターフィーショップでの販売については、とりあえず5月13日、14日は東京競馬場のみになる気配。翌週末からは全国のターフィーショップでお求めになれます。(ひ)

ファイングレイン、骨折 2006年5月9日午後5時3分

日曜日のNHKマイルC(GI)で2着に入ったファイングレイン(牡3・栗東・長浜厩舎)、レース後、歩様に異常が見られたため、レントゲン検査をしたところ、右前脚の種子骨を骨折していることがわかりました。全治は現時点では不明。再度レントゲン検査を行い、正式な診断が下されるようです。勝ったロジックと並走しながら内ラチ沿いに抜けてきて、あわや、という粘り強い走りを見せてくれ、先々へ期待が広がったのに、残念。今後は放牧に出され、休養に入ることになりそうです。(超ジェッター)

美浦の富田一幸調教師が引退へ 2006年5月9日午後4時35分

5月31日付けで美浦の富田一幸調教師の調教師免許取り消し願いが受理され、富田調教師の今月限りでの引退が決定しました。おつかれさまでした。それに代わり、6月1日付けで水野貴広調教師と斎藤誠調教師のおふたりが、それぞれ14馬房で新規開業することに。水野師が33歳、斎藤師は35歳。若い! ! フレッシュなおふたりの先生、溢れるパワーでがんばって欲しいですね。(激流)

ディープ君、凱旋門賞挑戦へ! 2006年5月8日午後8時5分

さあ、ついにディープインパクト(牡4・栗東・池江郎厩舎)の海外遠征プランが発表されました。狙うは10月1日、フランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞。宝塚記念(6月25日・京都)をステップにして世界最高峰といわれる舞台へ飛び立つそうです。過去、日本調教馬の挑戦は6頭。エルコンドルパサーの2着が最高で、他の挑戦馬はことごとく世界の壁にはね返されてきたレース。武豊騎手も「この馬より強い馬がいるんですかねー?」と公言していますし、更なる偉業を達成して欲しいです。関係者の方々は大変でしょうが、心のそこから応援しています。がんばれ! ディープ君!!(激流)

安田康彦騎手が現役引退 2006年5月8日午後8時5分

メイショウドトウとの名コンビで宝塚記念を制した安田康彦騎手が、4月30日付けで引退していたことが発表されました。大荒れの秋華賞を制したブゼンキャンドル、京都記念でGI馬2頭を破ったマックロウ、数々の波乱を演出しているファストタテヤマ(牡7・栗東・安田伊厩舎)など、追い込みの穴馬で大仕事をやってのける印象が強かった安田騎手。今年初めからほとんど騎乗機会がなかったので気になっていたのですが……。33歳、早すぎる引退は残念で仕方ありません。今後の予定は未定だそうですが、まずはゆっくり休んでください。お疲れさまでした。(激流)

サイゴウジョンコ、女優業引退、静内で乗馬に 2006年5月6日午後4時28分

『「あの馬は今?」ガイド2005-2006』でその素顔を紹介したサイゴウジョンコことダンスアワルツが女優業を引退し、新ひだか町(と言ってもピンと来ないですよね……。旧静内町です)のライディングヒルズ静内に移動しました。5月3日には、彼女が繋養され、またNHKの連続テレビ小説『ファイト』の収録現場があった馬事公苑でお別れ会が開かれ、パートナーの厩務員品川太郎役を演じた俳優の瀬川亮さんがゲスト出演し、共演女優との別れを惜しみました。今後は、大先輩のサクラユタカオーらとともに、生まれ育った静内で、馬の魅力を来場者に伝える「馬事普及」のお仕事に専念することになります。もしかしたら『「あの馬は今?」ガイド2006-2007』に登場かも? (ひ)

連休後半、通信販売の発送業務をお休みします。発送作業だけですよ 2006年5月4日午後9時22分

『 POGの大穴2006-2007 』(黒本)、当サイト通信販売で多数のご注文、誠にありがとうございます。勝手ながら同書の発送準備の事務作業に集中するため( 嬉しい悲鳴という状態です、ありがとうございます )、連休後半の当サイト通信販売の発送業務をお休みさせていただきます。本日午後9時以降に頂戴したご注文は、大変申し訳ありませんが、8日(月)以降の発送とさせていただきます。なお、連休中も、『POGの大穴2006-2007』をはじめ、ご予約、ご注文はふだん通り受け付けておりますので、どうぞ当サイト通信販売のご利用を宜しくお願い申しあげます。(営業部)

ビッグゴールド引退、乗馬に 2006年5月3日午後7時43分

ビッグゴールド(牡8・栗東・中尾正厩舎)が、脚部不安のため、本日3日付で登録を抹消、現役を引退することになりました。02年の中山金杯を勝ったとき、なぜか『金』がらみの馬が馬券にからんでくる金杯で、これほどベタでわかりやすい馬名の勝馬はいないぜよ、と唸ったことをよく覚えています。去年の春の天皇賞のスズカマンボの2着も大健闘でしたし。通算成績57戦6勝。なにより57戦も走り続けたのが立派です。今後は滋賀県の東近江トレーニングファームにて乗馬として繋養される予定。おつかれさまでした。(サナダ)

ユートピア、ゴドルフィンに移籍 2006年5月3日午後7時43分

ドバイのゴドルフィンマイルを快勝したユートピア(牡6・栗東・橋口厩舎)が、ドバイのシェイク・モハメド陛下率いるゴドルフィンに400万ドル(約4億6000万円)で売却されることになりました。ユートピアは今月30日には英国ニューマーケットのゴドルフィンの調教拠点に向け出国予定。どうやらその後は11月にチャーチルダウンズ競馬場で行われるBCマイルへの挑戦を目標に調整されるみたいです。日本の生産馬がこういうカタチで海外へ活躍の舞台を移すのってたぶん初めてですよね。まして例のロイヤルブルーの勝負服ですから。「寂しさがないと言えばうそになるが、日本の生産調教馬が世界の大オーナーに認められたことは画期的で光栄。現役馬では今までなかったことだし、自分の息子が出世するような気持ち」と橋口師。おそらく「フォーティナイナーの後継種牡馬」ということも含んでの移籍でしょう。将来の産駒の活躍も含めて、同馬にエールをおくり続けたいです。(超ジェッター)



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