流星社編集部「そのまま!」日記

<< 前の日記  次の日記 >>

ゲラを読んで、みんなゲラゲラ 2005年10月29日午後0時21分

出版ギョー界では、編集中の校正用紙を「ゲラ」と呼んだりします。英語のgalley proof(ギャリー・プルーフ)の「ギャリー」部分が転じて「ゲラ」になったらしいです。実は、いま、はてなダイアリーで調べて、初めて知りました(苦笑)。それはともかく、次の小社の新刊、最終ゲラを読み終えて、すでに印刷に入っているのですが、ゲラを読んだスタッフは、もう、みんなゲラゲラでした。一度はブログの方で読んでいるのに。JRAの現役調教師を(愛情たっぷりに)これだけイジくりまわして笑かせてくれるという大胆不敵な著作はかつてなかったと思われます。11月10日発売予定。昨晩からご予約を開始しました。ご予約はこちらから。とにかく、買って、ヨメ!! (サナダ)

健康の為、馬券の買い過ぎにはご注意下さい 2005年10月27日午後8時15分

地方競馬の場外馬券販売を行っている日本レーシングサービス(NRS)とソフトバンク・グループが業務提携に合意。ようするにソフトバンク・グループがD-net事業をお買い求めになったみたいです。D-netの電話投票・インターネット投票システムは、Yahoo! JAPAN向けにバージョンアップされた上で、年内にもリニューアル・オープンの見通し。これにより年内には全国11の地方競馬の映像をYahooで配信、D−netにも簡単に接続が出来るようになるそうです。地方競馬に興味はあるけど、見るチャンス・情報が少ないと思っていた人(僕もそのひとり)には非常に嬉しい事ですね。これでもっと地方競馬が身近になっていくと思います。ただ、今までは土日だけだったからよかったものの、毎日会社にいながら馬券を買うことができてしまったら、馬券下手の僕は生きていけるでしょうか? 不安です……。(激流)

ディープ対ロッテ今江 2005年10月24日午前10時31分

やったーっ! ディープインパクト(牡3・栗東・池江郎厩舎)が無敗の3冠達成だーっ!! 道中行きたがっていた時は、見ていた僕も冷や冷やしましたが、さすがディープ&ユタカ騎手。最後はキッチリ差してくれました。関係者の皆様、本当におめでとうございます! そして気になる(?)のは、今日の朝刊スポーツ紙の一面記事。サンスポ、ニッカン、報知がディープ。スポニチ、デイリー、トーチュウがロッテの今江選手でした。全紙ディープが一面を飾ると思っていたんだけどなあ……、でも確かにロッテの今江選手も凄い! シリーズ2試合で8打数8安打、打率10割っすか。対するディープは7戦7勝、勝率10割。これはやはり互角……? いやいや、ディープは無敗の3冠っすよ、3冠。絶対ディープの方が凄い!(ガー)

歴史的な1日でした 2005年10月23日午後11時48分

ふだん週末にはなぜかアクセス数が減るのがお約束の当日記なんですが、さすがにこの週末はちょっと凄かったです。それなのに更新しなくて、すみません。競馬界にとって歴史的な1日、お話はいろいろあるのですが、まだ先にとっておきたいもので……。それにしても単勝が100円。馬券を買った人はほとんど換金しないでしょうから、JRAは大儲けですね。(サナダ)

金色のファルコよ、永久に輝いて 2005年10月22日午後3時32分

悲しいお知らせが届きました。21日、根岸の『馬の博物館』にあるポニーセンターに繋養されていた尾花栗毛のヒーロー、トウショウファルコが永眠しました。現役時代も、美しく、強かった彼は、引退後には誘導馬としてその勇姿を見せてくれ、誘導馬引退後は馬事普及のお仕事をして、サラブレッドの魅力を伝え続けてくれました。『「あの馬は今?」ストーリーズ』で取材した折、その堂々とした美しさと、愛すべきキャラクターに惚れ直したものです。もう、実際に彼の輝く姿を見ることはできなくなってしまいました。でも、ファルコを思い出す時、記憶の中の彼は、いつでも光り輝いています。馬たちの天国でも、その輝きが失せることはありません。さようなら、ファルコ。どうか、永久に輝いてください。(ひ)

ブリーダーズCの出走馬が決定! 2005年10月20日午後7時45分

10月29日に米ベルモント競馬場で行われるブリーダーズCの出走メンバーが発表されました。注目はやはり賞金総額400万ドルのクラシックですが、日本のファンとしてはそれと同等以上に興味があるのはターフ。今年のキングジョージCなどを制したAzamour、昨年の凱旋門賞馬で日本での種牡馬入りが決まっているBago、今年の英国ダービー馬Motivator、アメリカの芝王者Better Talk Nowなどが出走。個人的にはアメリカの4歳馬Shakespeare(父Theatrical)に大注目。怪我による長期休養を余儀なくされましたが、GI初挑戦となる前走で、同レースにも出走するEnglish Channel、Aceなどの強豪を退け無敗の5連勝を達成。欧州のチャンピオンクラス相手にどういう競馬をするのか楽しみです。同馬はJCにも登録しており、もしここでも勝利をおさめ、日本に乗り込んで来たら盛り上がりそうですね。日本からも「あの馬」が無敗で出走していたりして。おお、日米無敗馬対決! 個人的脳内妄想は膨らむばかりです(笑)。(激流)

ディープインパクト、驚異の最終追い切り!! 2005年10月19日午後7時26分

栗東のDW、鞍上はユタカ様。他の厩舎のスタッフや乗り役さんも立ち止まって注目するなか、馬なりで併走馬フェイトリックス(牡3)を追いかけて、ラスト1ハロンは、そんなに速く見えないのに、11秒9としっかり「空を飛んでいる」(笑)。素晴らしい最終追い切りでしたが、なにより驚異的だったのが、報道陣の数ですよ。テレビカメラが11台に、記者が280人! 壮絶な場所の取り合いが予想されるワケですが、オソロシイほどのシャッター音が鳴り響いたみたいですよ。本番の菊花賞の日はさらにヒートアップするんでしょうね。そんなこんなについては関西遠征組が帰ってきてから詳しい話を聞くことにします。(サナダ)

アイポッパーの株が急上昇!! 2005年10月18日午後2時17分

豪州のGIコーフィールドCで2着と健闘したアイポッパー(牡5・栗東・清水出厩舎)の人気が現地で急上昇! 本日現在で単勝7倍の3番人気に支持されています。1番人気は豪州最強牝馬マカイビーディーヴァ、2番人気は48Kgの軽ハンデでコーフィールドC5着のLeica Falcon。しかし、アイポッパーはこの2頭に先着されたことがないわけですから、期待は膨らむ一方です。僕が9月にオーストラリアに行ったときは、たしか現地のブックメーカーはアイポッパーに40倍以上のオッズをつけていたんですが、その時馬券を買っておけばよかったです……。(激流)

豪州の強豪Mummifyが安楽死 2005年10月18日午後2時17分

先日アイポッパー(牡5・栗東・清水出厩舎)が2着と健闘したコーフィールドCで同馬と壮絶な叩き合いを演じ、3着に入線したMummify(父Jeune)がレース後に種子骨の骨折が判明、安楽死の処置が施されました。Mummifyは今年のシンガポール国際Cを制すなど、GIを5勝しており、オーストラリアを代表する強豪馬でした。まだまだ一線級での活躍が期待されていた馬だけに残念で仕方ありません。合掌。(激流)

ギャルと熟女、どっちがお好き? 2005年10月17日午後3時59分

いやー、秋華賞はいいレースでしたね。2強といわれていた馬が、その評判に違わないレースをしてくれて、実に爽快な気分でした。勝ったエアメサイア(牝3・栗東・伊藤雄厩舎)は悲願のGI初勝利! 母エアデジャヴーが果たせなかった夢を見事にかなえました。ちなみに、同日の府中牝馬Sも牝馬のレースでしたが、ピッチピチの若い娘たちが集まっていた秋華賞に対し、こちらは大人の雰囲気を漂わせる熟女が集結。結果はヤマニンアラバスタ(牝4・美浦・星野厩舎)が大人になった証(?)とも言える3連勝を達成。騎乗した江田照騎手も区切りの600勝を達成しました。おめでとうございます。そして来月には、肌がプリップリの娘達VSフェロモンたっぷりの熟女となるエリザベス女王杯が行われます。若さと経験、どっちが勝つんですかねー? 僕はやっぱりギャルがいいかなー? でも熟女の雰囲気も捨て難い……。うーん、悩むなあ……、けどいまどきギャルって言いますかねー(苦笑)。(ガー)

前田禎調教師、逝去 2005年10月16日午後6時17分

前田禎調教師(美浦)が昨日15日、病気のため、お亡くなりになりました。享年64歳。JRA通算成績は、4812戦312勝(内重賞6勝・10月15日終了現在)。マイスタージンガーやミラクルタイムの活躍が記憶に残っていますし、個人的には、一口クラブの出資馬がお世話になりました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。なお、同厩舎の所属馬は、美浦の相沢厩舎へ転厩となりました。(超ジェッター)

アイポッパー、惜しい2着! 2005年10月15日午後4時53分

本日、豪・コーフィールド競馬場で行われたコーフィールドC(豪G1・芝2400m)に出走した藤田伸二騎手騎乗のアイポッパー(牡5、栗東・清水出美厩舎)、2着でした。好位から3コーナーでまくり気味に進出、直線でトップハンデのMummify(セ6)との叩き合いを競り勝ち、「勝ったあああ」と思ったところで、外を急襲したRailings(セン4)に差し切られました。着差はクビ差もなかったみたいですね。惜しい! 「検疫で長い間1頭だったので、闘争心が失われていないかが心配でした。多少そういうところもあったかもしれません。ひと叩きした次は解消していると思います。本当によくがんばってくれたが、勝ちたかったですね」と清水美師。「10番手よりは前にいようと思っていたので、位置取りは思いどおりでした。周りがぶつかったりしていて激しい競馬だったので、早めに外に出しました。まだ他は抑えていましたが、気にせず上がっていきました。勝ちパターンの競馬はできたと思いますし、日本にいるのと同じ状態で競馬に使えました。馬場が固いのも良かったです。メルボルンCで距離が延びるのは間違いなくプラスですし、いまの状態を維持できればチャンスはあるはずです」と藤田騎手はコメント。もう次走の大目標、11月1日のメルボルンCに心が向いているみたいですね。(超ジェッター)

タガノアイガーが骨折 2005年10月13日午後7時35分

個人的に注目していたタガノアイガー(牡2・栗東・松田博厩舎)が、昨日の調教中に右前第一指骨を骨折。予定していたデイリー杯を回避して休養に入るそうです。同馬は、朝日杯3歳S(2000年当時)で2着に入ったものの、レース中に故障を発症し、レース後に安楽死となってしまったタガノテイオーの甥。叔父の無念はこの馬が晴らす! と、思っていたのですが……。非常に残念です。一日も早い復帰を願っています。(激流)

Stravinsky、日本で種牡馬入り 2005年10月11日午後7時30分

軽種馬協会が種牡馬Stravinsky(ストラヴィンスキー ・牡9)をご購入、来春から日本で種牡馬入りすることになりました。父はNureyev、母はFire the Groom(母父Blushing Groom)。米国産のスプリンターで、99年には欧州最優秀スプリンターに選出されました。翌00年に種牡馬入り。米、ニュージーランドの2ヶ国で繋養され、03年米、03、04年ニュージーランドのファーストシーズンサイアーランキングで1位となっています。コンゴウリキシオー(牡3・栗東・山内厩舎)やタイキラファエロ(牡3・美浦・清水美厩舎)のパパですね。これまでNureyevの直系種牡馬は日本の競馬とあんまり相性が良くなかった感じもするんですけど、Stravinskyの産駒にはガッツリ走ってもらいたいです。なんか好きなんですよ、Nureyev。(超ジェッター)

盛岡はユートピアの理想郷 2005年10月11日午後7時16分

6年ぶりに体育の日として迎えた10月10日(やっぱり体育の日は10日ですよね?)、盛岡競馬場でマイルCS 南部杯(ダート1600メートル)が行われ、ユートピア(牡5・栗東・橋口厩舎)が優勝しました。これでユートピアはGI4勝目。そのうち3勝は盛岡でのもの。ていうか、3歳時のユニコーンS以降は盛岡でしか勝ち星を挙げていないんです! いいですねー。小倉名人のメイショウカイドウ、エドモンダンテスなどに続き、「ご当地ホース」としてのキャラを確立しましたね。来年はマーキュリーC、クラスターCにも勝って、「盛岡3冠」を達成して欲しいものです。(ガー)

サンプレイス産駒が勝った! 2005年10月9日午後5時16分

京都2R・2歳未勝利戦(芝1800m)で、赤木騎乗のメインオブザサン(牡2・栗東・池江寿厩舎)が快勝ました。父は新種牡馬のサンプレイス(初年度産駒は中央・地方併せて16頭しかいない)。個人的に応援していた馬だったので、今年の6月に早逝したときはガッカリしましたが、息子がやってくれましたよ!! サンプレイスの現役時代の管理厩舎は池江厩舎(パパ)でした。そしてメインオブザサンの管理調教師はヤストシ先生ですから。サンプレイスもよろこんでいるでしょう。(サナダ)

本日の教訓 2005年10月9日午後4時42分

人気薄でも関西馬買うべし=毎日王冠。人気でも武豊買うべし=京都大昇天。ああ。(サナダ)。

JRAがBagoを購入! 2005年10月7日午後7時16分

去年の凱旋門賞馬で昨年度の欧州最優秀3歳牡馬に選出されたBago(牡4)をJRAが購入したことがわかりました。きのうNHK衛星の『世界の競馬』(あのショーモナイ演出、なんとかしてくれ)で、今年の凱旋門賞での走りを見たばかり(着順は3着)。父はNashwan、母はMoonlight's Box(母父Nureyev)という血統。近親にマキャヴェリアン、ウェイオブライト、シンコウカリド。人気出るかな? 今年のJCに参戦するって言ってたけど、つまり、そういうことだったんですね。なんか何年か前のJCで、似たようなパターンの外国馬がいましたよね。パドックで馬っ気出していたら、馬券を買うことにしようと思います。(サナダ)

1200メートルと1600メートルでは全然違います 2005年10月6日午後5時42分

来年のJBCは川崎競馬場で行われることが決定。JBCはこれまでに大井と盛岡で行われ、クラシックとスプリントの2レースをそれぞれ2000メートル、1200メートル(第3回の大井はスタンド改修工事のため1190メートル)で行われてきました。今年は名古屋競馬場でクラシックが1900メートル、スプリントが1400メートルの条件で行われる予定。個人的には「1400メートルではスプリントという感覚ではない」と思っていたのですが、なんと来年の開催ではクラシックが2100メートル、スプリントは1600メートルになるとのこと。「1600メートルって……マイルだよ……」と思っていたら、どうやら名称も「JBCマイル」になる模様。つまり、来年度は日本競馬の全番組からダートのスプリントGIが「消える」ということに。これまでは表舞台に出ることが少なかった路線だっただけに、このレースの存在意義は大きいと思っていたのですが……。アメリカのように何年も前に決定しているのならまだしも、いきなり1年前に「コロッ」と条件が大きく変わってしまうGIってどうなんでしょうね? (激流)

お疲れ様、サイゴウジョンコ 2005年10月5日午後6時40分

10月1日にNHKの連続テレビ小説『ファイト』が終わってしまいました。もちろん、撮影はそれよりずっと前に終了し、サイゴウジョンコことダンスアワルツは各地の競馬場でお目見えするなど、馬事普及のお仕事をこなしていましたね。弊社にも何件かお問合せがありましたが、皆さん、ジョンコが今後どうなるか気になさっています。筆者も同じなので、『「あの馬は今」ガイド2005-2006』の取材でお世話になった馬事公苑の篠宮調査役におたずねしたところ、今年一杯は馬事公苑にいるそうですが、その後については、いくつかの案が出ていて、まだ未定だそうです。今度は、どんなお仕事が待っているのか楽しみですね。そうそう、サイゴウタマコの役は、撮影をおとなしくこなせるような牝馬がいなかったため、ダイワカーソン君(牡8歳)が演じたそうです。(ひ)

香港仕様のダンマクでした 2005年10月5日午後6時40分

下の方の記事で大西直宏騎手のダンマクの「直」の字が中国語の書体になっているのがアサクサキニナル、と書きましたが、この日記を読まれた方が子細を教えてくださいました。作者は日本人の女性。大西騎手の大ファンで、大西騎手が香港に遠征したときに現地応援のため、わざわざ「香港仕様」で作ったのが、こちらのダンマク。スプリンターズSにはカルストンライトオとのコンビで大西騎手が出場、そして香港の馬や関係者、ファンがたくさん来日したので中山競馬場のパドックに登場することになったみたいですね。明白了。(ぷ)

おじいちゃんの気分ですよ 2005年10月4日午前6時30分

偶然名付け親にさせていただいた良血牝馬ちゃんが現役引退後に牧場さんに帰って、この春、初子を産みました(しかも元気な男の子だ!)。牧場さんまで飛んで行って拝ませていただきたいのですが、諸般の事情で、そうはいきません。そうしたら、牧場さんの奥様が写真を撮ってCDに焼き込み、当編集部まで送ってくださいました。奥様、ありがとうございました。もう可愛くて、可愛くて、デロデロですよ。血統の字面通りにスピードがありそうだの、骨格がしっかりしているだの、父親の代表産駒を狙えるだのと、もう、おじいちゃんの気分。さっそく小社のなかで一番みんなが使う共有PCの壁紙のスライドショーに70枚以上の写真をぶち込んで、周囲から迷惑がられています。こうやって血が繋がっていくのを見守っていくのも、うちみたいな会社のお仕事なんだゾと演説をブってみましたが、スタッフが納得してくれたかどうかは定かではありません(笑)。(ぷ)

凱旋門賞はモンジュー産駒 Hurricane Runが優勝!! 2005年10月3日午後8時20分

第84回凱旋門賞が、本日フランスのロンシャン競馬場で行われました。結果は今年の愛ダービー馬、K.ファロン騎手騎乗のHurricane Run が優勝。これで通算成績は7戦6勝(2着1回・仏ダービー)。英ダービー馬で期待の Motivatorは、一瞬見せ場はあったものの5着。2着にはペリエ騎乗、欧州チャンピオンステイヤーのWesterner。前年の覇者Bagoは3着。93年以来の牝馬での制覇を目指したShawandaは6着。昨年のジャパンCに参戦したウォーサンは8着、セントレジャーの勝ち馬Scorpionは10着でした。初年度産駒となった今年の3歳世代が大活躍し、このレースにもHurricane Run、Motivator、Scorpionと、クラシックホース3頭を送り込んできたモンジューですが、英ダービーや愛ダービー、英セントレジャーを席捲したかと思ったら、早くも古馬最高峰の凱旋門賞まで制してしまいました(ご存じのように、親子での制覇ですね)。まるで、日本にサンデーサイレンスが出現したときのことを思い起こさせるような快進撃。いずれ、モンジュー産駒が世界を震撼させる時代がやってくるかもしれません。(激流)

ちょっと「 キ 」になったもので 2005年10月3日午後1時5分

きのうのスプリンターズS、サイレントウィットネスは強かったですね〜。僕はパドックで実馬を見たんですけど、物凄い筋肉の量で、それでいて柔らかくて弾力がある。550キロの巨体で、あれだけ華麗なフットワークで走る馬はなかなかいませんよ〜。いやー、いいものが見れました。もう1頭の香港馬ケープオブグッドホープは残念ながら11着に敗れてしまいました。もう少しがんばってくれると思っていたんですけどね。残念です。ところで彼の勝負服って、白地に胸の所に水色で「キ」って書いてあるように見えるんですよ。気になって調べてみたら、パトリアーカルクロスっていう種類の十字架ですって。総大司教がつける十字で、古くは第一次十字軍のときに使われ、後に自由フランス軍の印としても使われたもの……。後は興味のある方にお任せします。ちょっと僕には難しすぎるです……。ちなみに僕は、ケープが欧州で走るときの主戦ジョッキー、マイケル・キネーンの「キ」だと思ってました……。バカでスイマセン。(ガー)

精英大師、大快勝でした 2005年10月2日午後6時7分

スプリンターズS、精英大師(サイレントウィットネス)、大快勝でした。サイレントウィットネス・デュランダル・アドマイヤマックスという単勝の人気順に決まっても、 3,320円もつくのですから、3連単は偉大です。買い目さえ絞れれば(苦笑)。それにしても、きょうは中国語のダンマクが目立ちました。小旗も含めて「加油! 」の文字が中山のあちこちで踊っていましたが、これは中国語で「がんばれ! 」の意味。個人的には油をもらうよりも、「加銭! 」の方が気合が入りますけど。中国語の話でややマニアックな方向に入りますが、この間から、大西騎手を応援するダンマクの「大西直宏」の「直」の文字が中国語の簡体字になっているのが気になって仕方がなかったのですが、きょう貼られていたダンマクに「我的……」という中国語のキャッチが見えたので氷解しました。最近よく見かける大西騎手へのダンマクは中国語圏の熱烈なファン(大西迷……そんな言葉あるのか? )が貼っていたものだったんですね。名手だし、オトコマエだし。明白了。(ぷ)



<< 前の日記  次の日記 >>




ページTOPへ